私がコーディネートでこだわっている点は素材感です。素材によって見た目の印象は違います。
綿の場合はふんわりと柔らかい肌当たりが特徴で、見た目にもふんわりした柔らかさがあります。麻の場合はさらっとした着心地で涼しげな見た目です。ポリエステルなどの化繊はつるつるとした肌触りでも、見た目にもつるつるしていることがわかります。このように素材によって見た目がまったく違うのです。見た目が違うということは見る人に与える印象も違います。たとえば綿の場合だと、ふんわりしていることが特徴なので見る人にふんわりした印象を与えます。麻の場合は涼しげで爽やかな印象です。私が好きなのは綿100％です。綿100％の服は肌触りがよいことが好きですが、それだけでなく見た目的にふんわり優しい印象があるところも好きです。見る人に優しい印象を与えるのではないかと思います。綿素材といっても安いものから上質なものまでさまざまあります。安いものならカジュアルな印象、上質なものなら品のある印象を演出できます。素材によって見る人に与える印象が違うので、どのような自分になりたいのかを考えて服の素材を考えるのもおしゃれの楽しみの一つではないでしょうか。
