アラフォーを迎えても、周囲からは「そんな年齢に見えない」「昔と変わらない」などと言われることも多く、まだまだ自分でもおばさんと認めたくなかった私。流行のファッションにも敏感でいたいとアンテナを張っていました。ある日いつものように、自分よりも若い世代をターゲットにしているお店で前から欲しいと思っていたデザインのワンピースを発見。試着も済ませてサイズがぴったりだったので、「お似合いですよー」という店員さんの言葉にのせられて上機嫌で購入しました。早速そのワンピースに身を包み、お出かけしたのですが・・。待ち合わせをしていた友人から「ちょっとその服はやり過ぎじゃない?」という指摘。意識して周囲の若い女子を見てみると、私と同じようなファッションを楽しんでいる人があちこちにいました。家に帰って改めて鏡に全身を映してみると、確かに首から下だけ見ると20代。いつまでも若い気でいた自分の顔と、全身を包んでいる流行のファッションとがちぐはぐなことに今更ながらショックを受けました。「若々しい印象を与える」ということと「若い世代のファッションを着る」ということがイコールではないことを、改めて痛感することに。それを機に所持していた洋服を全て見直し、流行をどこかポイントとして取り入れつつ落ち着きや上品さも感じられるファッションを意識するようにしています。